くうねるところにすむところ

寝て起きて音楽聴いて飯食って

98回でも、足りない

こんにちは

お元気ですか、わたしは元気です。

315日、ユニゾンスクエア〜のワンマンライブに行けていませんが、元気です。

あと2ヶ月もすると地球の公転が終わってしまうなぁー。自転を急かして生きてるから、連動してもう終わってるかも。

なんて考えながら毎日会える日までのカウントダウンをしています。

まさに、気分は織姫。

 

 

今月も山ほどCDを買ってしまったので、順調にオタ活ライフを送っていた最中に、まさかのアクシデント。もう何も手につかない。

まだ、生写真さえ確認出来ていない、未開封のアイドルCDが机に積まれて、こちらを呼んでいる。

本当は今すぐにでも聴きたいんだけど、どうにもこうにも無理そうなのだ。ごめんね。

理由は一つ。

UNISON SQUARE GARDENの新曲が、素晴らしすぎた。


これに尽きる。

 

 

何がどう素晴らしいのかは、わたしの「やばい(笑)」や「やばい(泣)」、「やばい〜〜〜(嬉)」と、『やばい』しか入っていない辞書では到底表せそうにない。

ただ、足の爪から睫毛の先まで、全細胞を使って踊りだしたくなるような胸の高鳴り。

踏み出した1歩、また1歩に明るくて暖かい色が付いて、ポジティブな気持ちになれる未体験へのワクワク感。

適度にポップで、適度にロックで、適度にドラマチックな、心にド直球で攻められた曲に、いわゆる やばさが止まらない。


やばい(笑)やばい(泣)やばい(驚)やばい(歓)やばい(嬉) ♪(荒々しいギター)シューティン シューティンスタァ〜
こういうこと。

 


配信シングルSilent Libre Mirageから始まり、シングル4部作の真ん中、3作目のinvisible sensation

ラジオをお聞きのみなさんには通じるでしょうが、通称、インビジボゥセンセーション。アクセントはボゥね。レインボゥと同じ。

 

 

いや、待て。

合計9曲もの新曲を引っさげて、このツアー回ってくるの、どう考えてもやばい。

ヒット曲に怖気づいてから全然曲作らないバンドの5年ぶりのアルバム並みに、新曲が勢揃い。 

彼らの体力とか精神とかどうなっているのや。

ファンは一曲リリースされるだけで、まずメロディを分析して、ハーモニーを分析して、ドラムを聞きまくって、歌の息継ぎまで覚えきって、やることやって、それからそれからお楽しみの歌詞タイムで大忙しなのに。

これに関しては、「やってやらぁ!」と、謎のかかってこいやオーラで、両手を広げて受け止める姿勢でいる。その姿はまさに関取り。

新曲いっぱい超楽しみ。

 

 

そのぶっちぎって優勝の問題作、invisible sensation改め、インビジボゥセンセーション。
ざっくり言うと たまらん人には、たまらないのだろうなという印象。

オリオンをなぞるやシャンデリアワルツ、ノンフィクションコンパスといったポップでキャッチーでロックバンドらしさは残しつつも、煌びやかな音楽が、ランキング不動の上位に設置している人たちには、多分、『待ってました!』と涙を流して拍手している。

根本的なものは、まだ分からない。

でも、試行錯誤を重ねて絶妙に設定されたBPMや、低すぎず高すぎない一番響くキーで、人の体も心も揺さぶるように突き抜ける斎藤さんの歌声や、サビ前の一瞬の静けさ、リズミカルに繰り広げられる世界観に、ずっと前のめりな作風。

全てひっくるめて、狭い狭いストライクゾーンにボールは投げられ、見事にそのままホームラン。 帰ってきたランナーは満面の笑み。

 

既に、イントロ斎藤さんの歌い出し、「高らかに空気空気両手に掴んで」の『スゥゥウ(息を吸う音)、高ら』の、『スゥ』で優勝は決まっていた。

 



 

 

前作の10%roll,10%romanceがその手探りの中で出会う曲、だとして、向こうからのコンタクトに応答しながら、置いていかれないように手を手を添えて世界と回る。

今作はその続きのようにも思える。

eyes to eyesから、face to face。

表情一つで相手の気持ちまで、読み取れてしまうような。

でも、ぶっちゃけると、あまりにも展開が早すぎるので、前作には置いていかれつつあった。

それもまたこの曲の良さがあって好きなんだけどね。


前作はどうしても、聞く度に『何かやらなきゃ』『動かなきゃ』という気持ちになってしまって、それが少しづつ、何もしていない自分への、焦りに変わってしまったこともあって。

今作は逆に、体温で温まった布団の中で、二度寝の態勢を取りつつ、視界を真っ暗にして聞いてもいいし、朝起きて、カーテン開けて、よく晴れた青空見ながらラジオから聞いてもいいし、お散歩しながらゆっくり聞いてもいいし。

『こんな日もあるよね』といった気持ちになる。

考えすぎなのかな?

 

 

あと、BPMが前作よりも今作の方が速いのは、何かの間違い……では無かった。(確信が欲しくて、わざわざ比べた)


この『嘘でしょう!?』というのを狙ってなのか、そうではないのか。何にせよ、まだまだ純粋に好きでいられるようで一安心。


BPMについて出たから、少しだけ。
一番速いと言われるパンデミックサドンデスは、上から手首を引っ張られる感覚で、この曲は下から足首を引っ張られる感覚になる。う〜ん、わからん。

 

 

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こんなことを、フルオンエアされた深夜に話しておりますが。
今はとにかく「なんか、やべぇ!」といった心持ちで聞いているけど、一聴目は真剣にこう考えた。

今でも何となくニコニコ動画を漁ったりする。

しかし、米津さんのお言葉を借りるなら『サバンナ』状態。

いい曲に変わりはないだろうけれど、逆にUNISON SQUARE GARDENがいい曲を出しすぎていて、うんともすんとも心が動かなかった。

生で提供してくれるって、ライブしてくれるってこれ以上無い喜びと体験。

「歌ってみた」などで、リズムの速い滑舌お化け曲は、再生回数が伸びやすい傾向だけど、所詮、動画。

間違えれば撮り直せばいいし、コーラスが必要なら足せばいい。息が吸えなければ止めればいい。


しかし、UNISON SQUARE GARDENはそういった曲を、平気でロックバンドとして(たぶちの曲がボカロっぽいってことじゃないよ。※1)目の前で演奏してくれるのだ。

君の好きなように受け取りなさい、って。

わたしは、バケモノ曲が来ようが、本番1発カチっと決めてしまう、そんな3人のロックバンドおじさんに、心底惚れている。

またとんでもない曲をリリースしてくれちゃう。ありがたい。

 

それがこの曲を聞いて初めて思った真面目なこと。

 

 

 

 

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過去のツイートみて、ウンウンと言うだけの会になってしまいそうだけど、皆さんもお気づき、あのフレーズ。

わたしが、いかにライドオンタイムが好きかを、お話するところから始めることになるので、割愛するが、一つの言葉が、研ぎ澄まされたナイフで綺麗に切られて目の前で振る舞われる感覚は凄くある。

自分でも何のことかは分かっていない。

ただ、言葉が歩いて、一歩だけ前へ来る。

あと、しゅくしゅくって言葉の響き、かわいい。

 

ちなみに、ギターのファイヤーは今見ても分かりません。
MVは、サカナクションよりシネマスタッフのエゴを思い出した同士は募ります。

ゴォンとドラが鳴り、ロゴが浮かび上がる中華。ぜひ見てください。


cinema staff「エゴ」MV

 

 

 

 

 

invisible sensationMV


UNISON SQUARE GARDEN「Invisible Sensation」ショートver.

 

 

 

 

ほかの意見は、

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と言った感じですね。ざっくり過ぎる。
あと、何回聞いても、MVより、なんばHatchのフロア1段上がった柵から見えるステージで、この曲を演奏してる彼らの姿が浮かぶのだけど、まさに見えないものの感覚ってやつかしら。

 

 

ちょこっと書いて、『シングル超楽しみ〜〜♡♡♡』と頭を空っぽにして、括りたかったが、そうはいかず。また長々と失礼しました。

とにかく、楽しみなのだ。

YouTubeで、既に57万回は再生されているけれど、そのうちの3万4000回はわたしだ。

それほど楽しみ。

 


そんな、とっても最高な、来週発売のUNISON SQUARE GARDENの新曲、invisible sensation

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Invisible Sensation (初回限定盤)(CD+DVD)

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Invisible Sensation (通常盤)

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え?パソコン、携帯がバグって、1面ミドリのジャケットしか出てこないですって?きっと、それが正解なのでしょう。そして、クセの強いカップリングに帯の言葉。うーん、当日がますます楽しみ!

 

 

 

 

※1、佐々木さんも言ってたけど、時代がたぶちさんに追いついたという感じで、わたしは元々、超速くて超ポップな曲がとても好きだから、そういった曲を通ってきた。