得体の知れない始まりの予感
テストが終わり直行したタワレコでCDを3枚買ったので
少しづつ感想を
本日はHello Sleepwalkersのミニアルバム「シンセカイ」
聞く順にこだわりはなく、
まずアルバムジャケット
いつも通り紙素材で両面に開く。
中から出てくる4つ折りの歌詞カードと円盤を真っ二つに分ける白と黒2色のCDと初回限定盤のDVD
部屋を真っ暗にして音を脳に直接入れる
(文字小さくてすいません。時間がある時に直します!)
M1「新世界」
明るい!!!!!!!!なんかすごく明るい!!!!
そして本作もハロスリワールド全開である
「シンセカイ」なんてタイトルを付けて1曲目にリードの「
困った。
新しい世界の幕開けの曲でその世界の隅々のお話アルバムかと思っ
そして一番びっくりしたのは本作でドラムがぐうんと良くなってい
譜面はもちろん音も良くなっている 今までは手当り次第に詰め込んでいるイメージが強く全体的にあま
が、これは…いい意味でさらに心配になる
オンとオフの聞いたベースとなるリズムにすこし いやちょっと多目にスパイスを入れて遊び心満載。
でもこれライブは無理でしょ(笑)
なによりこの曲サビがいい
まずは歌詞から
「重ねたライト 三角形の太陽
なぞった未来は六畳半に埋もれて
ガラクタみたいに時間が積もってく
さよなら新世界」
「重ねたライト 三角形の太陽」
そして2番サビはここに「高鳴る心臓 線対称の体温」と来て
ラストのサビには「逆再生したラスト 踏み込む回路」とくる。
つまりサビがすごい!
新しい1歩を踏み出す場所さえ無く虚しくただ息をするだけ でもそこで終わらせないのがHello Sleepwalkersである
目指していたゴールが消えてもまた新しいゴールを作り そして、歩き出す
「始めよう 日付の無い物語
例えばこんなノイズで」
くっそ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
参りました
生きてく上で時間とは切っても切れない縁で歌詞にも数度出てくる
そして1行
『例えばこんなノイズで』
ああ 音楽って最高
きっとアルバムタイトル、シンセカイはこの後に鳴り響く音 彼ら曰くノイズとは真逆のこの六根清浄の間奏のことなのだろう
ノイズと言っちゃうところが彼ららしい
しかもその歌い方はハロスリでは珍しい加工のないシュンタロウさ
そして何故ここまでハロスリなのに歌詞に執着するかというと 「君」「僕」
インタビューを読むとこの曲はとある日に見た夢から出来た曲だそ
「いつから君と旅をしていたんだっけ 理由も答えも思い出せなくて怖くなった」と歌っている
これ以上多くは語らないけれど、実はHello Sleepwalkersメンバー同士の話なのかもしれないね
再びサビの話に戻ると、
錯綜としているが実はギター以外引き算をしているそうで。
ナルミさんの心臓のど真ん中を躊躇なく射抜く歌声
裏ではターゲットを狙い定めるような合計39本のギター 軽いのに芯があって1発1発が銃攻撃のようなドラムに、
ずっしりと重みのある曲に少しのフレーズでさえころころと色を変
そして一番気になったのが『キュイイイン』という機械音。
ラスト余韻嫋嫋なシンバルもいい
M2「Sleep Tight」
THE Hello Sleepwalkers.
呪文のようなイントロ 打ち込み音から爆発的なメロディ 一旦落ち着きまた大爆発
一聴目はベースを聞いていたら丸々1曲終わってました
頼むから某[ ]バンドみたいに歌詞カードに日本語訳も書いてください。
ハチとケモノがいるのは分かった 手当り次第に分からない単語を検索かけてみたけれどテスト終わり
またじっくりと聞き込みたいです
しかし満足させる音造りをしている
まずイントロベース
そして間奏のいきなり時空の中心に放り出されたような音からのま
そしてコーラス (民衆の叫び)
つまりベースがとても良い曲
M3「Rollin'」
順位を付けるなら一番好きかもしれない
四つ打ちにキュイギュインのギターが重なりショーが始まる
アルバムの最初でも最後でもなく前半戦のラストにこの曲が入って
ツインボーカルにトリプルギターというかなり濃密なメンバーだか
(ちなみに私はバンドメンバーが3人を超えると「多い!」
さっき英詞にボロクソ言ってしまいましたが来ました!
大好きです ここがこのバンドのキモです
音源聴きながら歌詞を見たら物語がまるで日本語で書かれてるかの
1曲目新世界ではサビ終わりに語尾を上げ(文字にしてみると「
女性にこんなことを言うのは申し訳ないけれどとんだバケモノだと
歌詞を見ずに聞いた時、聞こえたまま「カーテン切って吠えた」
歌詞カードも毎行毎行一文字目は大文字だったり見ているのだけで
サビの後ろのギターアレンジがナルミさんの声といい具合に合って
単純なメロディを歌が取り、
「惑う 惑う」
の後ろのギターなんて特にすきで、
そして途中のドラム(笑)どうした(笑)
タンタンタンとハイハットや連打を入れつつも縛られたように同じ
3連3連タムにスネア………
M4「YAH YAH YAH」
何このハロウィンシーズンのUSJアトラクションで流れてそうな
ただただ歌姫ナルミさんが生贄とされ民衆の男4人が村の悪魔に捧
しっかり聞けば歌詞で「Once upon a time」とか歌ってるからきっと直感はビンゴだろう
最新の技術に縋って翻訳
………………………………お?
誰かが訳してくれるまで待ちます
黒づくめの高身長な男達が列をなして教会へ向かうようなイントロ 命の無残さを嘲笑うかのようなサビ どれもこれも性癖に大変響きますね
だいすき
M5「Sundown」
3分12秒 たった4行の歌詞
バンドの音に滑らかなピアノが加わり星を散りばめる
Hello Sleepwalkersには絶対ピアノが合うと思っていた
雑踏の中で鳴り響くベース リズムを打つドラム
使用楽器全てが風景を映し出すレンズのようにさえ思える
日が沈み、
全てが美しく描かれている
M6「DNAの階段」
タイトル部門最優秀作品
ゴリゴリに攻められ且つ一曲前はほとんど演奏のみだった音の厚み
歌が脳から体内へ入ってきて、血液と絡まり心臓へ 酸素と結合してそのまま全身へ循環していくような感覚
ただ、
音が他曲と比べ若干薄い分コーラスに力が入っている。
今まで2人で声揃えて歌う機会はあったとしてもこうやってがっち
お互いが殺し合い、引き立て合う。
そして待ってましたよ日本語歌詞
ハロスリは人間の絶望を言葉にするのが上手く そんな世界に生きる人へ希望の光を当ててあげるのが上手だ
今までの歌詞を含めてラストのサビで必ず解決策が見い出せる
そんな中一番引っかかったのが2番のDメロ(?)
「伝えたい感情がいくつもあった きっと全部は持っていけなくて 少しづつ落としていったんだ 誰かの面影も」
全部は持っていけなくて ならばこの人は1体どの感情を両手いっぱいにしてまで持っていっ
M7「日食」
それでもこの世界に生きてくしかない私たちの歌
最高
そして頭振って飛び跳ねて叫ぶだけが
Hello Sleepwalkersじゃない
技術が発達して 夜は暗い朝は明るい そんなエジソンの幼少期みたいなことはもうほとんど無いのだ。
銀河も超えた異次元のストーリーのように、
新世界はもう始まっている とでも言うかのような歌詞に人が今まで歩んできた過去を未来へ手
インストア行っておけば良かった〜〜とn度目の後悔。
初っ端「2XXX」だと知って驚きたまげました…
アルバム後半2曲はアコギが入っていたりピアノがリードしていた
なにこれライブどうするの のオンパレードだった本作
それぞれのパートが離合集散して最終的には一つアルバムを作って